自動翻訳機(音声翻訳機)シェアNo.1のポケトークは、様々な企業や自治体でも導入されています。どのような企業や自治体が、どのような目的でポケトークを導入しているのか。公式サイトにある導入レポートを読んだ上でポケトークを導入して良かったことなどをまとめています。
注意ポイント
ポケトークSが12/6(金)に新発売!!
▼ポケトークSの特徴・価格・下取りについて知りたい方はコチラ▼
-
ポケトークSの機能や下取りについて解説!カメラ翻訳が付いて便利!
ポケトークシリーズの最新機種ポケトークSは2019年12月6日(金)に発売。この記事ではポケトークSの気になる機能について徹底解説します。価格や下取りについての情報もついても解説しています。 ▼ポケト ...
続きを見る
ポケトークWの導入事例
ココに注意
ポケトークシリーズの最新機種はポケトークSですが、ポケトークSについてはまだ導入事例がないので、前身のポケトークWについての導入事例について紹介しています。
ポケトークを販売しているソースネクストでは、導入企業の名称を一部公開しています(社名公開を許可した企業のみ)。
業種としては以下業種で導入されていることが多いです。
- 交通機関
- WiFiレンタル
- 化粧品・ドラッグストア
- 小売
- 飲食、サービス
- 旅行
- 宿泊施設
- レンタル事業
また、こちらのページではポケトークWを導入した企業の導入レポートがまとめられています。
ポケトークWを導入するに至った経緯
ポケトークWを導入している企業を見てみると、増加する訪日外国人に対応するために導入したという企業が圧倒的に多いです。
導入レポートを読んでみると、例えば、
- スタッフに英語研修をしているが、早口の質問やイレギュラーな質問に対応できない
- 外国人スタッフを雇っているが、外国人のお客様が増えて対応できなくなってきた
- イラストやジェスチャーでの対応には限界がある
- 商品・サービスの詳細な説明をうまく伝えることができず、「もういい」とお客様に諦められてしまう
と企業それぞれの悩みを抱えていることが分かります。
ポケトークWを導入して良かったこと
企業としては、外国人観光客などの日本語を話せないお客様に対して、満足度の高いサービスを提供でき、より込み入った提案もできるようになり、売り上げの増加につながっているケースもあるようです。
ポケトークWは対応言語が多く、74言語に対応しています。
どの言語を話されるか予想できない企業側にとっては、このポケトークWの対応言語の多さはかなり心強いでしょう。
導入レポートでは以下のケースが確認できました。
- 珍しい言語を使うお客様にも対応でき、商品・サービスにご満足いただけた
- より詳細な商品説明ができるようになったことで、関連商品の購入や関連サービスの提案にもつながり、売上の増加にもつながった
- 日本人のお客様と変わらない満足度の高いサービスを提供することで、リピーターになってもらえる
ポケトークW導入はスタッフにとっても安心
スタッフにとっては、ポケトークWがあることで心のゆとりに繋がっています。
ポケトークWには翻訳履歴が残るので、スタッフの語学の勉強にも役立っているようです。
翻訳履歴は本体に残るものだけでも1万件まで保存できるので、後からゆっくりチェックすることもできます。
ポケトークWは音量の調節ができるので、音を出したくない場所で文字だけで対応することもできます。
また、ポケトークWのマイクにはノイズキャンセリング機能が付いているので、逆に騒がしい場所でも声を拾ってもらいやすいです。
導入レポートでは以下のケースが確認できました。
- 操作が簡単で、翻訳も正確なのでみんなの心のゆとりが出てきた
- 音声だけでなく、文章も表示されるので、騒がしい場所や音を出したくない場所でも使える
- 翻訳履歴が残るので、企業や店特有のよく使うフレーズを繰り返し使える
- 翻訳履歴を利用して、スタッフの外国語の勉強に使える
ポケトークWは外国のお客様にも喜んでいただけるツール
慣れない外国語で対応しなければいけないこともあるスタッフは不安になることもあると思いますが、導入レポートを読んでみると、お客様の方も言葉が通じるか不安に思っているということが分かります。
ポケトークWがあることで、お客様と会話が弾み、長く交流を持ち続けているケースもあるようです。
導入レポートでは以下のケースが確認できました。
- 「ポケトークあります」の表示があることで、お客様の方から声をかけてもらいやすくなった
- 操作が簡単なので「プッシュ アンド トーク」という片言の英語でも使い方を教えることができる
- むしろお客様の方がポケトークを使いこなしている
- お客様と会話が弾んで仲良くなり、今でも交流がある
- 今まで理由が分からなかったお客様の行動も、理由を聞けるようになって理解できるようになった
ポケトークSを法人利用(業務利用・商用利用)する時の注意点
ポケトークシリーズの最新機種はポケトークSなので、ここではポケトークSのレンタルについて解説します。
ポケトークシリーズは法人利用(業務利用・商用利用)については、かつてはレンタルしかできませんでしたが、製品の購入も可能になりました(2019年11月15日現在)。
法人利用の場合は、レンタルをする場合だと、まずはポケトーク公式サイト内の問い合わせフォームか、販売店において問い合わせをする必要があります。
見積の発行、ボリュームディスカウント、請求書払いの可否についても、ポケトーク公式サイトには明確な記載がありません。
これらの事項についても、必要があれば問い合わせにて確認することになります。
ポケトークSを購入する場合の税抜価格
ポケトークSを購入する場合の価格について調べてみました。
法人利用(業務利用・商用利用)の場合は、かつては個人用より使用頻度が高いということで、料金設定が高くなっていました。
しかし、ポケトークSが新たに発売されるのに伴い、購入に関しては個人用と異ならなくなっています。
※今後も料金設定が変更される可能性があるので、随時ポケトーク公式サイトで価格を確認されることをおすすめします。
ポケトークSの購入価格(個人利用の場合)
- 29,800円/台 (グローバル通信2年付き)
- 24,800円/台 (グローバル通信なし、Wi-fi環境が必要)
ポケトークSをレンタル利用する場合の税抜価格
ポケトーク公式サイトで書かれている、レンタル利用する場合の税抜価格は以下の通りです。
かつてはグローバル通信なしモデルのレンタルもありましたが、2019年11月15日現在ではグローバル通信付きモデルのレンタルのみとなりました。
ポケトークSシリーズは、ポケトークの最新機種です。
POCKETALK Sのモデル | レンタルの場合(税抜・参考価格) |
POCKETALK S(グローバル通信付き、SIM有効期限なし) | 月額 2,000円 / 台(1年契約の場合) |
1年契約の場合以外の契約については、月額料金は記載されていないので、公式サイトのお問い合わせフォームで確認する必要があります。
レンタルの対象は、ポケトークW本体+充電用USBケーブルとなっています。
ケース・ストラップといったアクセサリ類は別売りとなっているので、ご注意ください。
ポケトークSの法人利用は購入とレンタルどちらにすべき?
価格だけを比較してみると、レンタル価格の大体13カ月~15カ月分が購入価格となっています。
ポケトークSを1年3カ月以上使用する場合は、価格面では購入する方がお得です。
ただ、購入でグローバル通信付きのモデルを購入した場合、2年で有効期間延長の手続をする必要があるので、台数が多い場合は手間かもしれません。
価格と、有効期間延長の手続をする手間の要素を考慮して、購入とレンタルのどちらにするか選ぶことになりそうです。
場合によっては、グローバル通信なしモデルの購入を検討する必要がありそうです。
法人・業務利用に伴うお問い合わせ方法
法人利用には、レンタルの場合、ポケトーク公式サイトのお問い合わせフォームから、お問い合わせをすることが必要とされています。
お問い合わせフォームは、
- 会社名
- 部署名
- 担当者名
- 会社住所
- 会社URL
- メールアドレス
- 電話番号
- 問い合わせ内容
が必須記載事項となっています。
その他購入やレンタルに際し、判断に迷うことがあれば、トラブル防止のため事前に問い合わせておくことをおすすめします。
場合によっては、代理店を紹介することもあるようです。