ポケトークシリーズで最新機種のポケトークS。本体購入だけでも約3万円しますから、その他の費用が掛かるかどうか気になるところですよね。本体購入費用以外にかかるランニングコスト(維持費)について解説します。
ポケトークS本体購入以外にかかる費用とは?
ポケトークS本体購入以外にかかる費用で、まず考えられるのはアクセサリーの購入費用ですね。
とはいえ、ポケトークSの同梱品としては、USB充電ケーブルとUSB充電器があります。
つまり、本体購入だけでもポケトークSを使用するのに最低限必要なものはそろっています。
ポケトークWではUSB充電器は付いていなかったので、ここはポケトークSになって変わったところです。
アクセサリーとしては、海外旅行なら海外用変換プラグが必要かもしれません。
法人利用ならネックストラップを使用しているところも多いです。
あとは専用ケースやポーチもありますが、この辺はお好みといったところでしょう。
ないと困るというほどのアクセサリーはないと思います。
ポケトークSの通信料・ランニングコストについて
ポケトークSはインターネット接続が必須の自動翻訳機です。
翻訳機にはオフライン翻訳ができるタイプのものもありますが、一般的にオフライン翻訳はオンライン翻訳よりも精度が落ちるので、できればオンライン翻訳で使用する方がきちんとコミュニケーションが取れる可能性が高いです。
とはいえ、オンライン翻訳はインターネット通信が必要なので、通信料・ランニングコストについて、どうなるか気になるのは当然ですね。
他の翻訳機では別途通信料がかかる
他の翻訳機でSIMを使うタイプの機器は、本体やSIM自体の購入費用のほかに、別途通信料がかかるのが大多数です。
多いパターンとしては、SIM購入時に最初に一定金額分の通信料がチャージされいていて、その金額分の通信量を使い果たすとSIMが使えなくなり、引き続き使い続けるにはチャージ手続をしなければいけないというシステム。
通信料が事前にどれくらいかかるものなのか計算しにくいということもあるので、ランニングコスト・維持費が想像以上にかかってしまう可能性があるというデメリットがあります。
ポケトークシリーズは通信料はかからない!
これに対し、ポケトークSの場合は、グローバル通信付きモデルを購入してしまえば、2年間使い放題で通信料が別途かかることはありません。
2年経った場合は、1年間5000円又は2週間3000円で更新手続をすれば、引き続き使用することができます。
2年後の有効期限さえ把握しておけば、肝心なところでSIMが使えなくなってしまうという心配がありません。
グローバル通信付きモデルであれば、グローバルSIMが既に内蔵されているので、本体購入価格の他に費用がかかることはないので、コストが把握しやすく安心です。
特に語学勉強に使う場合は、使えば使うほど意味があるものなので、そういう意味では語学勉強に最適な翻訳機とも言えそうです。
このような特色がある翻訳機はポケトークシリーズ以外にはありません。
自動翻訳機(音声翻訳機)のシェアは90%以上がポケトークなのは、この点に理由があります。
最新機種のポケトークSなら音声&テキスト:55言語対応、テキストのみ:20言語対応(音声&テキスト:55言語、テキストのみ:19言語)で対応言語も多い部類ですが、55言語対応のカメラ翻訳も付いていて高機能の翻訳機です。
コスパでこれに勝る翻訳機はないので、ポケトークSの購入を迷われているなら、自信を持ってお勧めできます。
ポケトークSの価格
ポケトークSには3種類のモデルがあります。
ポケトークSの価格(税抜)
- グローバル通信付きモデル 29,800円
- グローバル通信なしモデル 24,800円
- ドラえもんEdition 34,800円
グローバル通信付きモデルは、グローバルSIM(有効期間2年)が内蔵されたタイプのものです。
これがあればWi-Fiがなくても、133の国と地域で通信することができます。
グローバル通信なしモデルはSIMが内蔵されていないタイプなので、別途SIMを用意するかWi-Fi環境が必要となります。
ポケトークの専用SIMカードは2年間の有効期限で10,000円(税抜)で販売されているので、特に事情がなければ最初からグローバル通信付きモデルを購入する方が安く済みます。
ドラえもんEditionは、ポケトークSのボディが青、ボタンが黄色で、様々なアクセサリがセットとなったドラえもんバージョンのモデルです。
こちらはグローバル通信付きモデルのみとなっています。
ポケトークSのランニングコスト・維持費のまとめ
ポケトークSのランニングコスト・維持費について解説しました。
他の翻訳機と価格比較する際は、本体価格のみならず、通信料についても考えることを忘れないようにしたいですね。
ポケトークSなら本体価格だけ考えればよいので、コストの計算が分かりやすくて安心です。